まる10年

その日は雨だったけれど、夕方に本屋へ行きました。何冊か立ち読みして、ビニールがかかっている一冊の本を選びました。『他人だったのに。』(糸井重里)。タイトル買いです。

3月21日、カクカク企画はひっそりと10周年を迎えました。人脈は狭いほうですが、10年前は「他人だったのに」という人がたくさんいます。よい出会いや、ゆるっとでも続く関係はとてもうれしいものです。一方で、案件によっては期待に応えられなかったことも、無下にされたこともあったなあ(遠い目)、なんて。節目の日は多少、感慨にひたりました。

「他人だったのに」は、仕事以外の人にも、物事や土地にも当てはまります。いつのまにか「他人だったのに」と思えるものが増えていたり、レベルが深まっていたり。そのことに気づくと、それだけの時間を生きてきたんだなあと、しみじみして、ちょっと老けこみます。いやいや確かに、もう若くはない。でも、まだ先は長いのよ(遠い目)。