ホラー映画

このごろ自宅でよく映画を観る。

70年代パニック系の『タワーリング・インフェルノ』『ポセイドン・アドベンチャー』に始まり、『猿の惑星』新3部作、“日本で最初のカーチェイス映画”とされる『暴走パニック 大激突』を挟み、『悪魔のいけにえ』『サスペリア(オリジナル)』『サスペリア(リメイク)』『エクソシスト』を観た。

ホラー映画には直視できないようなグロい描写がある。刃物でどうこうとか血がどうこうとか。夢にまで出てきそうで出てこなかったけれど、顔に吹き出物が3つほどできた。皮膚科のおじいちゃん先生には「疲れてるんや」と言われた。ホラー映画のせいかも、とは言えなかった。

そんなタイミングで、近所のコンビニに『懐かしの名作恐怖映画大解剖 新装版』という本が置いてあった。手に取ってレジに行くと、店員のおばちゃんが裏表紙の写真を指さし、「私これ観ました」と言う。そこの店員さんに話しかけられるのは初めてだったので驚いたが、コロナ対策のビニール越しに少ししゃべった。

「ゾンビですか? ぼくは悪魔のいけにえとか、エクソシストとか観ました。最近ホラーにハマってるんですよ」「私ホラーしか見ません」「えぇ!? じゃあこれ見ました? シャイニング。気になってるんです」「ものすごくドキッ!ドキッ!としますよ」

別れ際におばちゃんは「この本、私も欲しいです。いいなぁ」と言った。また会うことがあれば『シャイニング』の感想でも話そうか。マスクしてても、お互いを認識できるだろうか。